アキュムレータの中村工機株式会社

アキュムレータの中村

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安全に使用するための注意技術情報

※※※アキュムレータを安全にご使用いただくためのご注意※※※
アキュムレータは、高圧ガスを利用して流体を蓄圧する圧力容器です。
間違った使用方法や設計基準を超えた使用・改造を行うことは非常に危険です。
人的・物的な危険を防止し、安全にご使用いただくために次の事項を必ず守って下さい。

 

1. アキュムレータの選定

アキュムレータの中村工機 | 国の法規を守る必要

アキュムレータは、高圧ガスを利用する圧力容器ですので使用場所、使用圧力、容量等により高圧ガス保安法、労働安全衛生法(第二種圧力容器)等の法の適用を受ける場合があります。
アキュムレータの選定時にはご注意下さい。
また、海外向けの場合には、使用される国の法規を守る必要がありますのでご注意下さい。

 

使用条件(使用圧力、必要油量、使用温度、流体の種類、使用環境、適用法規等)に適したものを選定し、ご使用下さい。
誤った選定の物を使用しますと、期待した能力が出ないだけでなく、他の装置に悪影響を及す危険がありますのでご注意下さい。

 

2. アキュムレータの据付け

アキュムレータへの溶接やねじ・穴明け加工は、絶対に行なわないで下さい。
破裂などで被害を受ける危険があります。

 

アキュムレータは、フレームや壁面にバンド等で固定して下さい。
アキュムレータの自立のみでは、振動や地震等で各部に無理な力が作用するばかりでなく、ねじの緩みが生じる場合があり危険です。

 

アキュムレータに外的熱影響を与えないで下さい。
近くに熱源がある場合や直射日光を受ける場合は、遮蔽板を設けて下さい。
内部の密閉ガスが熱せられると、異常な圧力上昇が起き危険です。

 

アキュムレータを使用する液圧配管系には安全装置として、アキュムレータに直結する位置に圧力制御弁を設け、アキュムレータの最高使用圧力を越えないようして下さい。

 

3. 窒素ガスによるガス封入(予圧)

アキュムレータに封入するガスには、必ず窒素ガスを使用し、酸素や可燃性ガスは、絶対に使用しないで下さい。
火災や爆発を起し災害を起す危険があります。

 

使用者がアキュムレータに窒素ガスを封入する場合には、法の適用は受けませんが、取扱い関係者は、高圧ガスの取扱いに関する教育を受け、第三者に危険が及ばないように注意して下さい。
また、ガスの封入に使用するチャージング・アッセンブリは、使用するアキュムレータに適応した物を使用して下さい。

 

4. チャージングアッセンブリの取扱い

予圧・予圧修正・検圧時に使用する以外は、チャージングアッセンブリをアキュムレータから取外して下さい。
常設していますとガスリークや付属圧力計の損傷をまねきます。

 

5. アキュムレータの操作(使用)

アキュムレータは、最高使用圧力(設計圧力)以下でご使用下さい。
過大な圧力を加えると破裂などで被害を受ける危険があります。

 

ブラダ型アキュムレータにガスを封入した状態で液圧を入れないで長時間放置すると(2週間以上)ブラダゴムがシェル内面に張付く等のトラブルの原因になります。

 

6. アキュムレータの保全

アキュムレータのガス封入圧力は、予圧直後、1週間後、その後3ヶ月毎に点検、調整して下さい。
これは、ブラダの保護及びアキュムレータの機能維持のため重要です。
ガス圧の測定の時には、必ず液圧回路内の圧力を大気圧にして下さい。

 

7. アキュムレータの分解・組立・廃棄

アキュムレータの分解は、液圧回路内の圧力を大気圧にし、アキュムレータ内のガスを完全に放出し、大気圧に戻してから行って下さい。
内部に圧力が残っていますと、分解中に吹きだし、被害を受ける危険があります。

 

窒素ガスを放出する場合には、十分な換気を行いながら行って下さい。
酸欠による被害を受ける危険があります。
また、ガスが放出される方向を確認の上、その方向に人や軽く動く物がないことを確認後、放出して下さい。放出されるガスの勢いが強く、被害を受ける危険があります。

 

アキュムレータの再組立前に各部品に異常な腐食・傷・変形等がないことを確認して下さい。
異常がある部品をそのまま使用しますと、破裂などで被害を受ける危険があります。

 

ツインオープンシリーズ(Tシリーズ)のブラダ型アキュムレータを上抜きでブラダを再組立する時には、シェル内底部に溜っている流体は、抜取って下さい。
流体溜りは、浮力によってブラダの異常変形を生じさせ、ブラダが破損する事があります。

 

アキュムレータの廃棄は、液圧・ガス圧とも大気圧にし、分解後、再利用できないように処理をしてから産業廃棄物として適切に行って下さい。

 

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